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2015年定例会の報告

第3回定例会
「マスケラをデコろう!」

報告:小笹智子

「食べて、飲んで、独創的なマスケラ完成!」


今回の定例会では、「芸術の秋」にふさわしい企画をご準備頂きとても楽しみにしていました。

当日、会場に入るなりわたくしの目に飛び込んできたのは、スポットライトに照らされたネコやブタ、タヌキ等のたくさんの種類の白い仮面。それを見て、今夜は、どんなマスケラを作ろうかと、ワクワクしていました。

阿部先生と高知大学生の金沢怜音さんからマスケラ制作や展示作品のお話を聞き、わたくしも独創的な仮面を作ってみたいという思いになりましたが、いざ作り始めるとイメージが固まらず手が止まってしまいました。ふと、回りの皆さんが気になり見渡してみると、カラーペンで大胆に塗り始める方もいれば、キラキラシールをペタペタ貼ったり、繊細な模様を描いていたりと真剣な表情で黙々と手を動かし始めていました。話し声さえも聞こえなくなる程、手元に集中していました。遅れを取り戻そうと、少し焦ってしまいましたが金沢さんからもいろいろとアドバイスを頂きながら、なんとか作り上げることができました。

出来上がった作品を並べての品評会では、ワイワイおしゃべりしながら、「この色使い、綺麗!」「バランス良いね。」とか、自分の作品について熱く語ってみたりと皆さんのいつもとは違った一面を垣間見ることができました。


集合写真では、仮面を片手に和やかな雰囲気での撮影会となりました。かなりの枚数の写真を撮ったのでは?!本場、ヴェネツィア?と思える程たくさんのマスケラのお陰で、カーニバル気分を味わえました。

次回は、マスケラを着けてのカーニバル・パーティーもあると楽しいですね。

第2回定例会
「イタリアの学生と友達になろう!! partW」

報告:宮地貴嗣


5/22(金)に、大橋通りのラ・ヴィータメッゾホールにて、イタリア同好会・高知の第2回定例会を開催しました。

恒例の高知県に留学で来ている大学生10名をお招きし、交流を行いました。イタリア国歌をみんなで合唱した後、留学生の皆さんから地元の料理や好きな料理などをプレゼンしていただきました。とても上手なプレゼンで私たちの知らない料理や、作り方を学ぶことができました。


その後、3グループに分かれて、似顔絵製作を行いました。1人のイタリア人留学生をモデルにして、全員で少しずつ似顔絵を作っていきました。特徴をつかんだ素晴らしい似顔絵ができ、芸術的な仕上がりとなりました。

最後は、本場高知のよさこい鳴子踊りを、留学生の皆さんと一緒に踊りました。カラフルな法被を羽織り、楽しく高知とイタリアの文化交流ができました。留学生にとりましても、高知の素敵な思い出になったことと思います。

高知に来ていただき、そして、イタリア同好会・高知に参加いただき、ほんとにありがとうございます。

第1回定例会
「パオロマッダレーナさんをお迎えして」

報告:北村香奈江

「新しい発見、楽しいひと時」


定例会では2014年9月からイタリア語のレッスンで先生をしてくださっている、パオロさんが、映像を交えてイタリアの生活や、高知の印象、そして出身地であるラツィオ州フェーレンティーノの紹介をしてくださいました。

イタリアの名所のことばかりでなく、小さな街や村の生活のことがパオロさんから直々に聞けたのはとても興味深いことでした。レッスンの時には、言葉を通じてイタリアと日本の習慣や考え方の違いや共通点について教えていただいているのですが、お話の中でも、イタリアと日本のことわざが同じようなことを表現していたり、正反対だったりすることも教わり、新しい発見がありました。

美味しいお料理と、楽しい会話で、イタリアを愛するみなさんとの交流の時間が過ぎるのはあっと言う間でした。

備忘録として、パオロさんが紹介してくださった、イタリアのことわざを一つ


Chi fa da se fa per tre(一人でやるほうが三人でやるよりもうまくいく)は日本のことわざ「三人寄れば文殊の知恵」の反対の意味で、辞書によると人まかせにするよりは、一人でやるほうが三倍はかどる、という意味でもあるようです。

パオロさん、皆さん、楽しいひと時をありがとうございました。またイタリアに行きたくなってきました!

2014年定例会の報告

第3回定例会
「エコなイタリア〜新聞バッグに挑戦・イタリアの新聞を使って〜」

報告:植田朝子

「エコなイタリア〜新聞バッグに挑戦・イタリアの新聞を使って〜」 に参加して


11月8日(土)の午後、牧野植物園のアトリエ実習室で第3回定例会の催しでもある新聞バッグ作りに、同好会以外の友達4人を誘って参加して来ました。五台山では、この時期に竹林寺が「秘仏本尊 文殊大菩薩」の秋の御開帳で、多くの方で賑わっていました。

私達もバッグ作りの前に観覧することができました。その後、牧野植物園を散策しましたが、菊人形があったり、樹木の紅葉が見られたり、皆多忙の毎日を過ごす中で大いに自然に触れて、ゆっくり過ごすことができました。

さて、新聞バック作りです。講師はイタリア語のレッスンでご一緒していた小笹智子さんです。彼女が昨年「しまんと新聞ばっぐコンクール」で大賞を受賞された記事を新聞で見つけて、いつか定例会の催しの講師をとお願いしたら快諾してくれました。イタリアの新聞で出来たらいいとの考えに、講師の小笹さんはじめ、今年のヴェネツィアからの留学生やイタリア旅行をされた会員の方にもたくさんの新聞を提供していただきました。


今回の新聞はイタリアの新聞で、A3用紙位の大きさです。私の選んだ新聞は「La Gazzetta dello Sport」で、スポーツ紙で薄いピンク色です。日本ではこんな色はありえませんね。サッカー好きな私ですが、バッグの表になる紙面はバスケットの ページを選びました。皆、どれを選ぶか真剣です。大きな広告の写真を選んだ方もいます。

先生の指示に従って3cm折り目をつけたり、裏返したり、物差しで計る人もいれば、勘でこのくらいと見当をつける人も、お二人の先生の細やかな指示で、持ち手もつけて、全員がバッグを完成することができました。

バッグの底にあたる部分ののり付けや、折り返しにより、バックの紙面が思い描いてた部分と少し違ったりして、単純な作業ですが意外に難しかったです。それでも、とても夢中で一生懸命な1時間でした。

読むのも楽しいイタリアの新聞バッグは、オシャレで私のお気に入りです。

小笹さん、渡辺さん、どうもありがとうございました。

第2回定例会
「イタリアの学生と友達になろう!!partV」

今年もヴェネツィアの大学生10人が、4月から3ヵ月間の高知で留学生活を送られました。

そんな彼らと5月9日(金)に文化交流をする会を開催しました。

当日は、日本人の私たちのイタリア国歌斉唱から始まり、留学生からヴェネツィアの紹介やおすすめの料理(郷土料理)やレストラン、カーニバルでの観光客の楽しみ方など、私たちの知らないヴェネツィアの魅力を、映像を使って紹介してくださいました。


また、参加者が全員参加して取りかかた似顔絵制作では、3つのグループに分かれ、それぞれ1人のイタリア人モデルを選出してさぁスタート!1枚の色紙の中で、参加者それぞれが一筆の中に個性を十分発揮し、仕上がりも芸術的な作品となりました。

また、本場高知の“よさこい踊り”を、土佐っ子女性3人を中心に、留学生と一緒に楽しみました。

第1回定例会
「創立20周年記念祝賀会」

報告:Toshi (森岡俊厚)

「記念祝賀会に参加して」


1993年12月に設立された私たちの会も満20年となりました。

20年を祝す一連行事の最後として、記念祝賀会が去る2月18日ラ・ヴィータ6Fメッゾホールで24名の出席のもと開催されました。

冒頭、昨年1月に病気入院されて以来、会の行事は欠席されていた宮地会長が久しぶりに出席くださり、ご挨拶をしてくださいました。お体も随分と快復されたご様子で、何よりも良かったと思います。

そのあと、寺田晶子会員のピアノ伴奏で私がカンツォーネを祝賀演奏させていただき、乾杯・祝宴となりました。

久しぶりに参加くださった方、初めて参加される方などもいらして、皆さんで和やかで楽しい宴が過ごせたと思います。

宴も進む中、3名の会員の方が「イタリアと私」をテーマにお話をして下さいました。トップバッターの中込照明会員は、最初に留学することになった経緯や、滞在したカメリーノでの思い出を、グーグルによる最近の現地写真を掲載しながら、私たちにも旅行の参考になりそうな体験談も含めて、楽し く話してくださいました。2番手の植田朝子会員は、高知に滞在していたイタリア人マウロさん一家の息子さんとの出会いからイタリアを身近に感じ興味を抱き、その縁でマウロさん一家に会うためにローマに旅行。そして現地でマウロさんの友人とも交流し歓待され、イタリアの人と人の繋がりを大切にする懐の深さ人間性に触れた感動を話してくれました。最後の太田恵美子会員は、ヴェネツィアのアメリカ人富豪が開設したグッケンハイム美術館でのインターン経験が、現在の仕事に就く動機にもなったことを話されました。どの話も興味深く内容があり、イタリアとの出会いや関わりが私自身もそうであるように皆さんの中でも、とても大切で大きいものであったことがよくわかり共感しました。

話題は飛びますが、私は常日頃「イタリア同好会・高知を20年間支えてきたのは、事務局の松岡さんだ!」と思っています。今回会員全員に配布された小冊子「Auguri!祝!! 20周年!」は松岡美和会員の労作です。いつもながら、緻密で洗練された出来栄えに感服しきりです。冊子に記されている20年のあゆみを確認して、懐かしい思い出が蘇ってきて、本当に色々と多彩なことをやってきたんだな、やはり20年というのはあっという間なようで、永い年月なんだと感心しました。

一時期100名近くいた会員も現在55名。最近では定例会出席者もだいたい20名足らずで推移し、今回の祝賀会も外見上盛大なものではありませんでした。そういう見方からすれば20年経った現在、活動は低調であるとの感は否めません。しかし在籍会員はそれぞれ本当にイタリア大好き人間ですし、イタリア語教室は県内では貴重なイタリア語の学び舎となっています。毎年高知に短期留学してくるヴェネツィア大学の学生は、私たちとの交流をきっと楽しみにして来るはずです。イタリア大使館からも私たちの会は認知されているなど、20年間の活動は確実に根を張ったものになっています。

これからも私たちの会が、大好きなイタリアと地道に付き合って行って欲しいと願っています。

2013年定例会の報告

創立20周年記念イベント

創立20周年記念イベントとして、 6月から、毎月1日だけのサロン「おしゃべり広場PIAZZA」をかわきりに、会員のための企画や、イタリア好きの人たちが集まる会が高知にあることを多くの人に知っていただくための企画など、13年度中に次の三つの企画が行われました。



第2回定例会
「イタリアの学生と友達になろう!! partU」

報告:田中麗子

「留学生との交流と懐かしい旅の想い出」



昨年に引き続いて、ヴェネツィア、カ・フォスカリ大学の学生達との交流会が、5月9日、ラ・ヴィータで行われました。今年も10人(男5人、女5人)の元気いっぱいの若者達に会うことができました。

彼ら10人の出身地は、ボローニャ、ローマ、アレッツァ、ルッカ、トレビーゾ、パードヴァ、クレモナそして南のバーリと様々で、会食後、それぞれの町の有名な建築物、伝統料理、歴史などが、映像と共に紹介されました。イタリアの町は、中世の都市国家の時代に栄えた町が多く、彼らの町も同様に長い歴史があり、その時代に建てられた立派な建物が今でも大切に保存されていて、彼らは、それらを誇りに思っていることが伝わってきました。

紹介された街の中で私が、特に聞き入ってしまったのは、クレモナの町でした。2003年5月イタリア同好会・高知の仲間達とこの町に一泊して、バイオリンの工房やストラディバリウスの博物館などを訪れた後、水を満々とたたえたポー川の河畔を散策。そして河畔のレストランで昼食にクレモナの名物料理を食べたことが懐かしく思い出されました。

2時間ほどの交流会でしたが、映像、料理そしてイタリア語と十分にイタリアを堪能することができました。

第1回定例会
「イタリア彫刻と私〜イタリアの彫刻に魅せられて〜」

報告:中村光江

「L'artista che ama sua moglie e i gatti(奥様と猫を愛する芸術家)」


阿部先生こと鉄太郎さんとは、イタリア語初級クラスを一緒に受けている仲間ですが、日々ご多忙であろうに毎週予習復習がばっちりで、覚えの悪い私はいつもお隣で教えてもらっています。

今回は、その鉄太郎さんの講演ということで、とても楽しみにして伺いました。

まず、彫刻作品ができるまでの過程を一から説明してくださったのですが、いやはや、時間と体力のいる作業だなぁ思いました。私のような短気な者には無理な話です。蝋を流し込むぐらいなら自分にもできるかな。いや、やっぱりそれもしんどそう。

後半のクイズタイムでは、彫刻だけに限らず、聖書や天使、ルネサンス時代のいろいろなお話を聞けて『日立 ふしぎ発見!』の番組のごとく大変勉強になりました。

鉄太郎さんは、なんと、イタリアには一度も行ったことがないとのこと。しかし、あらゆる知識が豊富で、さすが芸術家は違うなぁと感心。


最後は、あったかみあふれる作品数点を触らせていただきながら鑑賞し、閉会となりました。

奥さまとネコをこよなく愛する鉄太郎さん、これからも制作活動頑張ってください。そして、イタリア語勉強会でのアシストもよろしくね!頼りにしてます!


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