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2019年定例会の報告

2019年第2会定例会
「イタリアの学生と友達になろう!! partVIII」
− ヴェネツイア カ・フォスカリ大学留学生との交流会 −

報告:宮地貴嗣

5月17日(金)午後6時半より、第2回定例会「イタリアの学生と友達になろう!!part[」をラ・ヴィータメッゾホールで開催しました。

恒例になりましたイタリア国家を全員で大きな声で合唱した後、森岡会長がご挨拶。 その後、ヴェネツィア カ・フォスカリ大学から、高知県立大学へ留学している9名の皆様の自己紹介が、石川副会長の進行で行われました。

乾杯の後、各テーブルで、留学生を囲んでの会話が弾みました。留学生の皆さんは、日本に対する愛着をお持ちで、日本語も本当に上手です。








お料理も一段落した後は、こちらも恒例になりつつある「連想ゲーム」。 テーブル毎にチームを組んだ3チームと、イタリア語講座チームの4チームで対戦! イタリアの学生は、日本人が出す日本語のヒントに日本語で答えます。 日本人は、イタリア学生が出すイタリア語のヒントにイタリア語で答えます。








歓談コーナーに移動して、会話を楽しんだ後、こちらも恒例になりました「しばてん踊り」を、小笹会員の指導で、留学生の皆さんと一緒に踊りました。





留学生の皆さんは、高知のよさこい祭りの各チームの衣装を身にまとい、しばてんの手拭を頭にまいて、楽しそうに踊りました。

留学生の皆さんにとりまして、高知の楽しい想い出になったことだと思います。



来年も続いて開催できたらいいな、と感じました。

2019年 第1回定例会
講演:「イタリアの小さな村より」

報告:阿部 鉄太郎


 2月15日(金)の夜、私たちはラ・ヴィータ6階メッゾホールに居ながらにして、イタリア3州を巡る興味深い旅に誘われた。それはパンフレット等でよく目にする都市観光中心のツアー旅行ではない。小さな村に一定期間滞在し、村の人との交流を通して、地域の歴史や風土、伝統文化を深く体感することのできる、これまでにない形式の旅だ。つまり、この日マッシモ・スッチさんにより紹介されたBAIという活動のことである。

 BAIとは、中小の地方自治体や各種団体でつくる協会のことで、現在イタリア国内の250の自治体や団体が加盟している。BAIの主たる活動目標は、1.地域の改革の気運を高めること 2.過疎の自治体の人口減少を食い止めること 3.地域の生活の質を向上させること 4.小さな村での生活とバカンスを魅力的にすること である。それらの目標を達成するためのプロジェクトとして、本物を体験する「おもてなしの村」(Comunita’ Ospitale)という観光事業がある。前述の通り、旅行者と村の人との深い交流が特長だ。また、各地にいる「おもてなしチューター」と協力したこの観光事業を通して、「環境保全」「気候変動対策」「市民生活の向上と福祉」「若者対策」「景観保持」等を考える契機となる。「もう、ただの観光客でいるのは終わり!」「村人になってみましょう!」というキャッチーな言葉が続くスライドを見るにつれ、会場にいる私たちの心は高まった。

 今回マッシモ・スッチさんに紹介いただいたBAIの活動地域であるイタリア3州は、ウンブリア州、サルデーニャ州、ピエモンテ州である。どの州の名前を聞いても、ワイン好きの私はご当地名産の神雫を想像してしまうのだが、話せば長くなるので別の機会に。さて、私は仕事の関係でフィールドワークが多く、今回紹介いただいた3州のうちウンブリア州については、およそ観光地とはいえない村の深部まで訪れたことがある。3年ほど前に、当時のゼミ生と芸術作品の調査(ルネサンス期の画家フィリッポ・リッピの遺作である教会壁画)をしたスポレートという村である。会場でのスライドの説明にもあるように、ペルージャ県は中世の建造物が状態よく現存しており、村そのものの色彩が他の地域とは異なっていたのが印象的だった。当然のことながら、そこには地域ならではの歴史(ローマ教皇領に隣接するという地理的事情を含んだ)や風土、内陸地特有の食文化があり、芸術家もたくさんいる。そこで出会った芸術家の一人、ロベルト・ピビリ氏とは、昼から浴びるほどワイン(ボトルのエチケットの絵柄は全てロベルト氏の絵画作品が印刷されたものだった)を共にし、お互いに作品等を交換し合い、今でも交流が続いている。私がウンブリア州にいたのは2日程であったが、これがBAIの活動のようにもっと長く滞在できたなら、より深く村の風土に触れ、村の人と異文化交流することができたのではと思う。実際、スポレートの城塞や石垣は古代文明の痕跡を残すものが多く、滞在期間が短く調査しきれなかったことが今でも悔やまれる。

 今回の定例会で紹介されたBAIの活動は、私たちがイタリアを訪れる際の旅行計画のひとつとして、魅力的な選択肢を与えてくれるだろう。また、イタリア同好会高知での情報交換や人脈が、旅の計画をより具体化してくれるに違いない。それに加えて、私たちが同時に考えねばならないこともある。それは、地域課題のある高知(日本の小さな村?)において、今回知ったBAIの活動を理解し、共鳴し、行動することである。流行りの言葉でいえば、グローカリゼーションというのだろうか。世界における地域と地域、村と村が、それぞれの文化を認め合い、交流するなかで世界的に各々の「地域」の熱量を高めていく。FacebookなどSNSツールの世界的な発展も、そのような時代の流れを鑑みれば必然だろう。毎年ヴェネツィアから高知に留学してくるカ・フォスカリ大学の学生たちも、各々が育った村のアイデンティティを内面に強く持ち、日本の小さな村と深く関わることで、様々な発見や学びを故郷に持ち帰りたいのではと推察する。この春、私たちは「おもてなしチューター」として、イタリアの留学生たちとどのように関わることができるか。毎年の楽しみであり、課題でもある。









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☆ マッシモさん、マリーナさんからBAIを代表してお礼のメッセージが届きました。
☆ 原文に続いて日本語訳があります。

Cari membri dell’Associazione Amici d’Italia vi scriviamo per ringraziarvi anche da parte della BAI per l’accoglienza che ci avete fatto il 15 febbraio e per l’interesse che avete manifestato nei confronti della realtà dei Borghi Autentici e delle Comunità Ospitali BAI.

Speriamo che l’amicizia tra gli amici di Kochi e i piccoli Borghi Autentici italiani diventi sempre più forte e che in futuro possiamo scambiarci ancora esperienze per rafforzare la relazione tra Italia e Giappone.

Vi aspettiamo per un soggiorno in un Borgo Autentico o in una Comunità Ospitale dove sarai accolto non come un turista ma come un cittadino temporaneo. Grazie ancora a tutti

Massimo e Marina Succi

Se volete visitate la nostra Pagine Facebook:
イタリアの小さな村推進委員会

Se volete fare esercizio di Italiano visitate la pagina:
https://www.borghiautenticiditalia.it/

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 イタリア同好会の皆さん、2月15日の定例会にお招きいただきありがとうございました。 おかげさまでBAIについて、また「おもてなしの村」プロジェクトについて皆さまにご紹介することができました。BAIを代表してお礼申し上げます。

 これからも高知の皆さんとイタリアの小さな村の間の友情が更に強まり、日本とイタリアの間の交流が深まっていくことを願っています。

 皆さん、ぜひ、「古き良き伝統を守る本物の村」「おもてなしの村」で、観光客としてではなく、住民の一人として過ごしてみてください。お待ちしています。

皆さん、本当にありがとうございました。

マッシモ・スッチ、マリーナ・スッチ

日本語のフェイスブックあります:
イタリアの小さな村推進委員会

また、イタリア語の勉強をしたい方はBAIのサイトもご覧ください:
https://www.borghiautenticiditalia.it/

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